葬儀の際は親しき仲にも礼儀ありということで、電話だけで済まさず葬儀案内状と会葬礼状を出したいものです。
葬儀社や印刷所にも文例はありますが、浄土真宗にふさわしくない言葉は使わないようにしましょう。
葬儀案内状文例①
父 ○○○○儀、かねて病気療養中のところ、昨○日午前○時○分
逝去いたしました。生前のご厚情に感謝しつつ、謹んでご通知申し上げます。
葬儀は左記の通り相営みます。
一、 日時 ○月○日
葬儀 ○時~○時
一、 場所 ○○寺 ○○市○○町○○丁目○号
(○○駅○○口より徒歩)
平成○○年○月○日
喪主 ○○○○
外親戚一同
葬儀案内状文例②
父 ○○○○こと、永らく病気療養中のところ、薬石効なく
本日午前○時○分逝去いたしました。葬儀は来る○日午前○時より、
○○(葬儀場名等)にて仏式で営みます。右記ご通知申し上げます。
平成○○年○月○日
東京都○○区○○町○丁目○番地○号
喪主 ○○○○
外親戚一同
会葬礼状文例①
亡父○○の葬儀に際し、御多用にもかかわらず遠路ご会葬いただき
かつご丁重な御香料をたまわりまして、御重情まことにありがたく
御礼申し上げます。
平成○○年○月○日
東京都○○区○○町○丁目○番地○号
喪主 ○○○○
外親戚一同
会葬礼状文例②
御懇篤なる御弔辞並びに多大の御香料をたまわり、ありがたく
御礼申し上げます。まことに突然のことで、まだ本当のことのようには思えません。
申し上げたいことは数々ございますが何かと落ち着きませんので、ただ御礼のみ
申し上げます。
平成○○年○月○日
東京都○○区○○町○丁目○番地○号
喪主 ○○○○
外親戚一同
「重ね重ね」などの忌み言葉はそれほど気にしませんが「冥福を祈る」「草葉の陰」「霊前」の他「祈る」も実は使いません「念じる」が適切です。参考になれば幸いです。
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